茶がゆの炊き方
- 鍋に米の8〜10倍量の水(米1合に水1.5〜2リットル)とほうじ茶ティーバッグ1袋を入れ、濃い茶色になるまで強火で煮出す。
- ティーバッグを取り出し、軽く(表面のゴミが取る程度)洗った米を入れ、そのまま強火で。
- 沸騰してからは、ふきこぼれない程度の火力で、静かにかきまぜながら米がふっくら柔らかくなるまでたいてください。
好みにより、火を消す前に少量の塩を入れてもおいしいです。
- 芋がゆは、親指大に切ったサツマイモを別の鍋で柔らかくなるまでゆで、お召し上がりになる時に混ぜて下されば茶がゆの風味が損なわれずおいしく召し上がれます。
茶がゆの炊き方ポイント
- 炊き上がるまで強火で。(大き目の鍋を使ってください。)
- 米の炊き上がりはお好みの柔らかさになるより少し早い目に火を止めると、余熱でちょうど良い固さになります。
- 圧力鍋があれば、おなじ水とお米の分量をお茶パックと一緒に入れて強火にし、圧力が上がって「シュー」と吹き出したら火を止めます。そのまま5分くらい置き、圧力を抜いたらできあがりです。
夏は「おかいさん」を冷やして!
「おかいさん」とは、当地の方言で、茶がゆのことです。
冷たい茶がゆ!?と驚かれる方もいるかもしれませんが、これも紀州ではよく行われている頂き方のひとつ。
夏場は冷蔵庫であらかじめ冷やしたキンと冷たいのを頂くのがぜいたくです。
夏バテで少し食欲がない時もおかいさんと梅干で、サラっといただきましょう。
当地方では、風邪をひいてお医者さんに診てもらっても、よく「
おかいさんと
梅干でも食べて寝ててください」と言われます。
風邪をひいても「おかいさんと梅干」、お腹の調子が悪くても「おかいさんと梅干」、食欲が無くても「おかいさんと梅干」、もちろん普段でも「おかいさんと梅干」です。
古くから親しまれている「おかいさん」。
茶がゆと呼ばずに『さん』付けで呼ばれる程、生活に密着している一品です。
内容 | 価格 |
大 | 8g×18パック | 400円 |
小 | 3g×30パック | 400円 |
紀州で育った味「紀州の茶がゆ」ほうじ茶ティーバックのお楽しみ方
●冷たく冷やして
炊き方は上に同じですが、炊けた状態をすかさず冷やすのがポイントです。
すぐ冷やすことで香りと風合いの良い、お米がサラッとしたおかいさんになります。夏場の食欲のない時には特におススメです♪
(でも、夏でも熱いおかいさんが好きな人もいますが・・=>ウチの亭主)
●急須でお茶として
急須でお茶としてお召し上がり頂けます。
直火釜炒り独特の香気をお楽しみください。(小袋がちょうどいいです)
●麦茶がわりに
沸騰したお湯(約1.5リットル)にティーバック1包を入れて、2〜3分沸かします。
あとは水で冷やしてお召し上がりください。